埼玉 設計事務所 │ 株式会社独楽蔵



独楽蔵の特徴

実体験に基づいた提案 アトリエで、庭掃き・落ち葉堆肥・芝の管理・枝おろし外壁の塗装、樋のメンテナンスなどの日常的に作業をしています。ですから、お客さまが家を建てた後の家や庭の管理やメンテナンスなどの実生活が具体的に想像できます。また、実際に暖炉、オーニング(テント)露天風呂、デッキテラス、スポーツルームなども、事務所で日常的に体験していますので、それらの実体験を通した計画の提案が出来ます。
アトリエでの建築と
環境のつながりの体感について
実際に周囲の環境と共存しているアトリエがありますので、環境を含めた「家づくり」の大切さを体験してもらうことが出来ます。
地域で30年間継続している
会社としての信頼性
独楽蔵は、小さな会社ですが、今まで途切れることなく地域で存在し続けています。
経験と実績 今までの30年間に500件を超える建物を提案してきました。建物の種類も、住宅、店舗、事務所、クリニック、幼稚園、特別養護老人ホーム、セレモニーホール、コミュニティホールなど・・・さまざまです。いままでの経験から、その敷地にあった配置計画、建物の急所、材料の耐久性などのデータの蓄積があります。また、過去の建物の掲載雑誌、スライド、サンプルなど資料が多数ありますので、実体験に伴った提案が出来ると思います。
法規的な対応と構造の安全性 計画の上では、建物の構造(耐震性)を最優先に考え、安全性を特に考慮しています。また、建築は、建築基準法や各地域の条例等、法律的な約束(制約)があります。独楽蔵は全国で様々な種類の建物の計画で関係役所に対応して来た経験がありますのでスムーズな対応が可能です。
総予算の明確化 建築では、予算計画が一番大事です。最初におおまかな総予算をお伺いしてから、それに合わせて計画を進めていきます。いろいろな施工業者との取り引きから、全国的な現在の施工単価を把握していますので、予算計画を建てる際に役立ちます。
工務店の選択のアドバイス 今まで、いろいろな場所で、その地域の施工会社と仕事をしていますので、施工業者選択の際には、お客様に様々なアドバイスできます。もちろん、お客さま指定の業者さんでも大丈夫です。
いろいろな生活
暮らしのスタイルの提案
お客さまのこれからの「暮らし方」によって計画や形もそれぞれ違ってきます。1つのスタイルではなく、お客さんのスタイルにあった計画を提案しています。
   
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独楽蔵が家をデザインするということは、どういうことか?

 
「独楽蔵さんの建築は、どんなスタイルですか?」と聞かれることがあります。「独楽蔵自体のスタイルはありません。あるのは、お客さんの[スタイルや暮らしのイメージ]で、それを見つけてカタチにしていくのが仕事なので・・・。」とお答えしています。

では、「独楽蔵が家をデザインするということは、どういうことか・・・?」「デザインは、どういう要素から決まっていくのか・・・?」具体的には、次のことがデザインの要素になってくると思います。
① 耐震性、耐風性などの面で、構造的に安全であること。
② 耐久性があって、極力、メンテナンスが少ないこと。
③ お客さんの暮らしの要素・要望(家族構成、趣味嗜好・・・)
④ 建築予算からの側面
⑤ 敷地の特性(方位、道との関係性、隣地、建物と庭の関係性など)
⑥ 法律に合致するもの(建築基準法、都市計画法、消防法など関係法規)
⑦ 経験や実績のある手法(伝統的な材料や地域の風土に合致しているモノ、歴史的な裏付けがあるもの)
⑧ 長いスパンでの、家族構成やライフスタイル、時代の変化に対応できるモノ
⑨ 完成後も、家として成長性のあるもの

計画の際に、このような考えをカタチにまとめたものが上記の[イラスト計画案]です。
その後、その計画案を完成させたものが下記の[WORKS]です。


計画の進め方(設計監理とは?)

 
設計事務所の業務は、大きく分けて2つあります。
1つが、建物の計画や図面の作成をする設計業務、もう1つが、現場が着工してから竣工までの設計監理(現場監理)の業務です。

それぞれのおおまかな仕事の流れは、以下の通りです
① 初対面・アトリエ来所(アトリエ内部案内・これからの流れ・タイムスパンなどご説明)
最初の対応は、電話の場合が多いのでお客さまのご都合が会えば、なるべく独楽蔵のアトリエに遊びに来て頂くようにしています。

やはりお会いしてみないと、お互いにどんな人なのか分からないですから・・・。もちろん来て頂いたからといってすぐに契約の話に入るわけではないですし、料金なども発生しません。

お互いに初対面なので、いろいろな話(雑談なども・・・)をしながらお客さんのご要望や嗜好性、考え方等をお聞きしていきます。話の中で、これからの家族や生活のイメージが膨らんでいきますのでそれにあわせて敷地条件、家族構成、御予算などもおおまかにお伺いします。

ホームページで紹介しているようにアトリエの敷地全体が建物とその環境が一体となった空間になっていますので、その空間を体験して頂きたいという考えもあります。

実際に空間を体験して頂くと、アトリエにある暖炉や露天風呂、テントや木々などを見て、家づくりについての話が広がったりこれからの生活のイメージが湧いて実際に計画の中に折り込む場合も多いです。
写真だと視覚的なことしか分からないので実際に空間を感じて頂くのがいいのではないかと思います。
② 打ち合わせ(ご要望の聞き取り・過去の事例紹介など)
もし、打ち合わせを続けてみようかと思われた方には、日を改めて過去の事例や住宅の写真をいくつか見てもらいます。
独楽蔵が今までに設計した住宅など)
いろいろなタイプの住宅がありますのでわたしたちが前回の打ち合わせの中で感じたお客さんのイメージに近い建物や、逆にまったく違うタイプのもの等をピックアップします。実例の説明でさらに話が膨らんでいきます。

それと平行して今回の工事計画にどのくらいの金額をかけるのかお聞きしながら建物の構造、規模、大枠の内容等の打ち合わせを進めていきます。
③ 引き続き 数回の打ち合わせ(基本計画の作成・法規事項の調査・現在のお宅の家具調査など)
お客さんが新しい家でどういう暮らし方をしていきたいか細かい部分まで話し合っていきます。お客さんから、全体の大まかな総予算をお伺いして、工事費、設計監理料など全てを含めた総工費の予算計画を作成します。予算計画は独楽蔵の過去のデータをもとに計画の工事がどの程度かかるかを想定したものです。今後の計画の基準となるものです。もし、今後もお使いになる家具などがあればこの時点で、ご自宅に家具調査にお伺いします。

(実際の金額は、実施設計終了後、施工会社に実施図面の見積もりを依頼し、その見積もりが出て来た時点で判明します。その段階では、最初の予算計画と金額が多少異なりますので、お客さんと打ち合わせをしながら、仕様変更、設計変更などで金額を調整していきます。)

予算計画と同時に敷地についても調査を進めていきます。

・関係役所(主に市役所や土木事務所など)で敷地の法規的な制約等を調査(用途地域、容積・建ペイ率、地区計画、各種条例、上下水道等)
・現地で敷地の現状調査(敷地の周辺の環境、敷地の接道、道路の幅員、方位の確認、高低差の確認)
④ 設計監理契約
基本計画、予算計画に問題なく引き続き計画を進めることに合意できれば独楽蔵と設計監理契約を結んで頂きます。
⑤ 実施設計(実施図面の作成)
基本計画がまとまってきた段階で実施図面の作図に移ります。実施図面とは細かい寸法やオサマリの入った図面で、これによって工事見積もりや工事を行います。伝達のための手紙のようなものです。

作図の作業時には、建物の構造的な側面、法規的な側面も含めてさらに詳しく検討していきます。実施図面の段階は、独楽蔵サイドの実務的な作業が多くなります。ですから、基本設計の時期に比べてお客さんとの打ち合わせの頻度は減っていきます。
⑥ 納図・工事見積もり依頼・ 各種申請(確認申請など)
お客様に出来上がった実施図面を納めます。(納図)
施工者に工事見積もりを依頼します。(約1か月程度)

各種許可申請書類を作成し、関係役所に提出の上、調整を行います。(約1か月程度)
⑦ 見積もりチェック、調整・施工業者さんとの工事請負契約
施工会社から出来上がった工事見積もりの内容をチェックし、最初の予算計画と照らし合わせ金額を調整します。
施工会社からお客さんに見積もりの内容を説明してもらい、内容について打ち合わせを行います。
工事金額の合意があれば、お客さんと施工会社の間で工事請負契約を結んでもらいます。
⑨ 工事着工
工事の着工、竣工時期(工期)の調整施工者との打ち合わせ。
工事のチェック、オサマリ打ち合わせなどお客さんとの打ち合わせ。
変更事項、仕様、材料、色、電気関係など細部打ち合わせ。
 

実施図面作成の流れ



1. 法規的部分の再確認
建築基準法・条例・地区計画などと照らし合わせ本計画が問題がないか再確認します。
必要であれば関係役所の建築指導課、都市計画課、区画整理事務所などに出向き再確認します。

2. 敷地の地盤調査
建物の基礎を決定するにあたって、敷地の地盤調査の手配を行ないます。
建物の構造の種類によって、地盤調査の種類はいろいろあります。
地盤調査事体は1日で終了しますが、調査会社の報告書が出来上がるまで約2週間かかります。

3. 平面・立面・断面図の作成
建物の立体的な部分を考慮しつつ、平面計画をまとめます。
意匠上のきれいな納まり、バランス、構造、耐久性、防犯性、コスト、法規などを考慮しながら、デザインを進めていきます。
(全体の骨格の部分は、事前に基本設計の段階で検討してあります。)

4. 平面・立面・断面に対する施主様の承認
平面・立面・断面図が出来上がった時点で、お客さんと打ち合わせをします。
この時点で、承認をいただき、ひきつづき図面を作成していきます。

5. 面積・配置・構造図の作成
平面・立面・断面図をもとに、役所関係の申請(区画整理76条申請・確認申請など)添付図面を作成します。
それと供に、申請書類を作成して、関係役所に提出します。

6. かなばかり図・展開図・構造図
意匠上のきれいな納まり、バランス、構造、耐久性、防犯性、コスト、法規などを考慮しながら、デザインを進めていきます。
地盤調査の報告書をもとに基礎の仕様を決定します。

7. 建具表・電気コンセントレイアウト図
本工事で使用する建具(木製建具・アルミサッシなど)の一覧表です。
電気図は、照明器具、コンセント、スイッチの位置、数量などを表示します。
電話、インターホン、テレビアンテナ、エアコンなども考慮します。

8. 各図面の整合性のチェック
この時点で、各図面上の整合性を再度チェックして間違いを訂正していきます。

9. 役所提出後の申請書類の訂正
提出した申請書類の訂正を行ない、確認済書を受ける。

10. 打ち合わせ・施主様の承認
実施図面の意匠的な部分が、仕上がった時点で施主様の承認を頂きます。

11. 実施図面のまとめ
最終的に実施図面をまとめ、お客様に図面をお渡しします。(納図)


実施図面(図面の内容)




実施図面とは、工事の見積、実際の工事に使用する図面のことでその中にはいろいろな種類の図面があります。

木造2階建て(在来工法)約30坪の住宅でA2サイズの図面で20~30枚程度の内容になります。
縮尺は建物の用途や規模によって異なりますが独楽蔵の場合は、1/50や1/20の縮尺で作図することが多いです。

実施図面の内容は、下記の通りです。
A
仕上げ表(1枚程度)
主に各部屋の内装(床・壁・天井など)にどういう仕上材を使用するかを明記します。
また、その部屋に含まれる造り付け造作、付属器具なども表示します。
室名は、平面図のものに対応しています。
B
平面図(2〜4枚程度)
基本計画をもとに作成します。
柱・梁がけ・構造壁の位置などすべての図面の基準となります。
(1階平面図には、敷地内の外構部分も記入する場合が多いです。)
日照、通風、構造、法規などを考慮して、開口位置、大きさなどを再検討します。
建具の開き勝手、また、床仕上げ、造作なども記入していきます。
実施図面完成直前に、再度すべての図面との整合性を確認します。
C
平面詳細図(0〜2枚程度)
特殊な造作、納まりなどがある場合に作成する図面です。
より詳細に作図するため通常の縮尺(1/50)より大きな縮尺(1/20)で作成します。
D
立面図(2〜4枚程度)
平面図と照らし合わせて作成します。
意匠上のきれいな納まり、構造、耐久性、防犯性、コスト、バランス、法規などを考慮しながら、デザインを進めていきます。
(立面の骨格の部分は、基本設計の段階で平面計画と同時に検討してあります。)
E
断面図(2枚程度)
地盤面、1.2階床高、軒高、最高高さ、天井高など各部分の高さの関係を表示します。
斜線制限など、高さにおいて法規的な制約がある場合は、それも記入します。
F
かなばかり詳細図(1枚程度)
断面図(1/50)をより大きな縮尺(1/20)で作成してもので、各所仕上げとその下地、高さ関係や構造的な納まりまで細かく記入した図面です。主に、見積時、現場で実際に施行する場合に使用します。
G
展開図(5〜10枚程度)
各部屋の立体的な構造(壁面)をそれぞれの方向(東西南北)について作成した図面です。仕上げ材、各所造作などを記入して、建具デザイン、開き勝手なども明示します。特殊な造作、納まりなどがある場合は、通常の縮尺(1/50)より大きな縮尺(1/20)で作成します。
H
建具表・建具キープラン(3枚程度)
本計画で使用する建具すべてにそれぞれ番号をつけ、使用箇所、数量、寸法、材料、仕上げ、金物の有無など細かく拾った図面です。
見積もり作成時に必要となります。
I
電気・コンセントレイアウト図(2枚程度)
照明器具、コンセント、スイッチの位置、数量などを表示します。電話、インターホン、テレビアンテナ、エアコンなども考慮します。図面では、一般的なものを記入しています。(具体的な器具の種類、位置の変更、追加などは現場で調整します。)
図面は、見積もり上の予算確保のためです。
J
構造図(2〜4枚程度)
・基礎伏図
地盤調査の結果をもとに基礎の構造を決定します。

・1階床伏図・2階床伏図・小屋伏図
平面図における柱の配置を再度検討し、構造壁の位置(バランス)、数量、 梁がけなどを考慮しながら、構造的に建物を固めていきます。
ホールダウン金物の配置、数量も検討。
K
配置図・案内図・面積表(1〜2枚程度)
主に役所関係の添付書類として必要になります。
隣地との関係、排水計画、接道などを記入して床面積、建築面積、容積率、建蔽率など算定します。